最近Twitterにあげたやつ
UE4 Ver4.26 でマテリアルノードに step 追加されたので使ってみた。以前のVerまではValueStep というノードがあって、それで代用していました。
入力ピンの名前が Y と X になったので、仕様が分かりにくくなった気がします。
↓こちらのブログにとても分かりやすく解説されてるので気になった方はぜひ。
http://【UE4】マテリアルの「step」と「smoothstep」で遊ぼう!【★★】 | キンアジのブログ (kinnaji.com)
さっそく、よくある2重のゲージを作ってみました。
カラーは格ゲーとかでよく見る黄色と赤の2色を、加算して作ってます。
少し遅れて減る表現は、相手の攻撃でダメージを受けたことがわかるのと、食らったダメージ量がわかるので、食らっていい回数(あと何発耐えられるか)や、ガードの必要性、回復タイミングなどを経験として学習するのに便利な表現です。
実装する方法としては、基本的に複数のゲージパーツを重ねることになると思いますが、今回作ったのは、カラーの加算ブレンドを使ってるので、表示するパーツは 1つだけです。
過去記事でも扱っていますがこちらは EventTick を使ってました。
今回は No Tick です。
キャンバスはImageパーツが一つだけ。
上のマテリアルをセットします。
あとはWidgetブループリント。
Float型の変数を2つ用意します。初期値は 1.0 で。
ゲージは 0~100% で管理したいので 1.0 のときに満タン。Value がメインのゲージで、Delay が後から遅れて減るゲージ用。
マテリアルのパラメータを更新する関数を用意。
ダメージを受けたときに呼び出されるイベント。
いったんメインのゲージからダメージを引き算して、ダメージ分を減らすイベントを呼び出します。マイナスになってしまったら強制的に 0 にする。
少し待ってからダメージ分を減らすイベント。
0.02 ずつ減らしてゆきます。メインのゲージと比較して追いつくまで、Set Timer by Event ノードで、自身のイベントを繰り返します。
減るスピードは、減らす量が 引き算ノード で、減らす間隔が、Set Timer by Event の Time の値で調整できます。
Widget は以上です。
レベルブループリントで、テストします。
用意するパーツが少ないし、マテリアルがシンプルなので時間をかけたくないときや、デバッグ的に仮アセットとして作るのにいかがでしょうか?
最近読んでる本
ジャケ買い というか 文庫カバー買い をしていた 山尾悠子の『飛ぶ孔雀』を読了。
「しんねりと燃え難い」という表現がお気に入り。
そんなに厚くないからすぐに読み終わるかと思ったら、飴のようにゆるゆると溶けるだけで口の中からなかなか消えない感じで、なかなかの読み応え。断片的に語られる場面、配管のようにどこへつながるかわからない緊張感、また走る列車の中から外を眺めているような遠近感、独特の雰囲気を放つ文体も相まってなんとも新鮮。 泉鏡花にも興味がわいてきました。
といいつつも、裏世界ピクニックのアニメ放映が始まったので、まずはこちらを読み進めています。
そういえば、実年齢より容姿が幼く描かれ、高い IQ さらに物言いがキツめのキャラというのは、なにかカテゴリ名でもありそうだけど、あるのかな?
ファミ通の不思議
毎週『ファミ通』を買っています。ゲーム界隈のトレンド情報はもちろん、興味の有る無しにかかわらずページを繰るたびにいろんなゲームのビジュアルに触れることができます。キャラクターのイラストも解像度が高いのできれいです。
ああこのゲームのコンセプトはこんな感じか~とか、キービジュアルのカラーはこの色使ってるのか~とか、このフォント使われてしまったな~とか、みんなこのカタチ好きだよな~とか、とにかく広く浅く俯瞰して眺めることができます。
コラム連載では桜井政博も面白いのですが西川善司の『ゲームのムズカシイ話』が特にオススメ。最新のグラフィックや映像や音響などの技術事情について分かりやすく解説してくれるので、未来のゲームを作るなら必読と周囲には言いまくってます。それにしても 伊集院光 は毎週休まず連載しててすごい。いつから書いてるんだろう。内容も読みやすいし。
そう 不思議 なんです。
どちらかといえば不可解?
読者投稿のページがあって、なかなか秀逸なネタも載るので楽しませてもらってますが、ここに採り上げられるネタで、「AV嬢」「スケベイス」「痴女」「童貞」などなどがあって、面白いんだけどなんかちょっと昭和の深夜ラジオの佇まいを感じてます。
ファミコン通信自体昭和発刊のゲーム雑誌ですし、当時から愛読されている方もいらっしゃることでしょう。とはいえ、最近はコンビニに置かない店増えてるし、DLコードが付いたりして、立ち読みもできなくなってます。そんな昨今においても読者コーナーにスケベイスのネタを投稿するのは、どんなペルソナなんだろうと思うわけです。
掲載されると ガバス がもらえて、既定の数が貯まると、Nintendo Switch やら PS4 などに引き換えられるので投稿に熱も入ることでしょう。毎週載る方や、複数のコーナーにネタが載る方もおられます。よほど編集者に気に入られたのでしょう。ひょっとしたら編集者の好みがAVやスケベイスなのを見抜いて投稿している方がいるかもしれません。
よく見かける投稿者の獲得ガバスを調べてみたことがあって、結構なポイントになってました。それでも投稿が続いているのは、ガバス目的ではないのか、実は編集者の誰かが・・・などといろいろ勘繰ってしまいます。ゲーム業界人しか買わなさそうなイメージもあるのですが、実際どれくらいがどういった層に売れているのでしょうか。個人的に買ってなくても、ゲームショップやオフィスなどの共有スペース、ロビーや待合所などに置いてあるかもしれない場合はそこでどんな情報交換が行われているのか気になります。
最近職場で机にファミ通を積んでいる人は絶滅危惧状態だし、周りに ファミ通 薦めても反応が弱いか、適当に相槌を打ってくれるケースがほとんどです。
とまぁそんなこんなで
読者投稿に情熱を燃やしているのはどんな方なのか、なかなか興味は尽きません。
オレキさん!わたし気になります!
ではでは