みつまめ杏仁

アンリアルエンジン(UE4)でGUIを作るためにゴニョゴニョしてます。UIデザイナーの皆様の助けになれば幸いです。

雑記::20201231

2020年も今日で終わり、明日からは令和も3年ということで、1年間本当におつかれさまでした。このブログも開始から5年が経過しました。記事の数は181。ペースはのんびりですが、よく続いたなぁとしみじみ思ってます。いつも多くの方に閲覧いただいてて、それが嬉しくてとても励みになってます。ありがとうございます。

いろいろと気忙しい状況が続いてて、前回より間が空いてしまいましたが、ぼちぼちやっていこうと思います。

 

 

最近Twitterにあげたやつ その1

星のカービィ スターアライズのプレイ動画がタイムラインを流れてきたので見ていたら急に作りたくなったやつ。

f:id:hiyokosabrey:20201231000113j:plain

f:id:hiyokosabrey:20201231000231j:plain

f:id:hiyokosabrey:20201231000243j:plain

f:id:hiyokosabrey:20201231000253j:plain

f:id:hiyokosabrey:20201231000354j:plain

 場面転換で見かけるやつです。

テクスチャを使わずにやってみようと思って

f:id:hiyokosabrey:20201230235038p:plain

斜めに配置

f:id:hiyokosabrey:20201230235059p:plain

試そうと思ったきっかけは以下の3つ。

  • VectorToRadialValue ノードで円形のグラデが作れるよね
  • Step ノードで円の大きさが変えられるよね
  • UVってタイリングできたよね

この辺りが頭の隅に残っていたのがよかった。

 

途中計算がおかしくてなかなか粒がいい感じにならなかったけど、なんとかサマになってよかった。

SmoothStep を使うばジャギらないのが作れる。

 

あとは、波紋のように変化させたりしたくて、いろいろ試してみたけど、うまくいかず・・・。また方法をひらめいたらチャレンジしよう。

 

2021/1/20 追記 >>

このサンプルは、全画面にかける想定で、パラメータをなるべく減らしてConstantを使うことで気持ち的に処理を稼ぎたかったというのもあって、いろんなサイズの描画にはまったく対応できない作りです。都度マテリアルをいじるか増やすかしないといけないので、汎用性ゼロです。

ところが、ちゃんと汎用性があって、交互に並んでいて、グラデーション表現も可能になったのが紹介されました!

言及ありがとうございます!素晴らしいです > ネリスさん

lunanelis.hatenablog.com

<<

 

 

 

今年読んだ小説

普段通勤時間の暇つぶしのために少しづつ読んでいるんだけど、続きが気になってしまい家に帰っても読んでしまうほど。ハマったのが 知念実希人 の 天久鷹央 推理カルテ シリーズ。平積みで並べられているのを何度も流し見てるうちに、いとうのいぢ のイラストが気になってきて、ちょうど読みたい本が途切れたタイミングで手に取ってしまったのがきっかけで、表紙に惹かれたんだと思うけど、書店の推しに屈した瞬間だった。

というわけで出ている巻全部を大人買いして一息に読み切ってしまった。

 

ときおり挿入される主人公のモノローグのおかげで感情移入しにくいこともあるけど、ストーリーの流れ方がすごく好みだった。医療系ミステリは初めてなので、知ってるものから知らないものまでいろんな症例がトリガーになって起こった経緯を、ラストで鮮やかに説明してしまうところは、駆け付けた居酒屋で飲む最初のビールのような爽快感で病み付きに。著者が現役のお医者さまというか職業柄のせいか、病が人の心に与える影響や、また患者の周囲にいる人々にもメスをいれて、時に生々しく書かれる人間模様はさすがという印象。 個人的に医療への好奇心を満たせたのもよかった。

 

大好きな作家なのに、なぜだかずっと手を付けなかった 米澤穂信追想五断章 を読んで、感銘をうけた。リドルストーリーなるものに興味がわいたので 謎の物語/紀田順一郎(編) を読んでみたり、あまり長編は飽きるので、短編集や編集モノが多かったかな。最近気に入って読んでるのは、上田 早夕里。やっぱりSFは興味深い。

狐と鞭も面白かった。古典もいいな。

結構読んだ気もするけど、タイトルが思い出せるのは少ない。なんかもったいない。

 

若かったころ、敬語はもちろん丁寧語すら怪しかったので、語彙力を上げるために頑張って現代モノの小説を読むようになって今に至る。映像がないからこその楽しみ方があるのがわかったし、好きな作家にも出会えた。書店通いは楽しい。

VRの超巨大図書館とかできないかな。検索で探すのではなく、実際に背表紙を眺めながら歩き回れるような。本のタイトルや装丁から中身を塑像するのも楽しいですよ。

 

 

最近Twitterにあげたやつ その2

なんかマテリアルでビリビリエフェクトみたいなの、以前TLで見たような気がして、試してみようってなったやつ。

f:id:hiyokosabrey:20201231120126g:plain

テクスチャは 8x128

f:id:hiyokosabrey:20201231115836p:plain

カーブアトラスを作ってマテリアルで使う

f:id:hiyokosabrey:20201231115712p:plain

 

ノイズだけだと、全体に暴れるので、

f:id:hiyokosabrey:20201231131916g:plain

両端が0 のカーブを UV の V方向(縦)に対して掛ける

f:id:hiyokosabrey:20201231132311p:plain

f:id:hiyokosabrey:20201231132117g:plain

あとは、UMGにでも貼ればできあがり

f:id:hiyokosabrey:20201231132548p:plain

長さによってブレ幅が変化するので、マテリアルのほうでいろいろ調整が必要だけど、ゲージに乗せると、スタン中の表現として使えそう。

 

 

というわけで

この年末も何かゲームUIネタを書こうかと思ったりしたのですが、うまくまとめられず結局筆が進みませんでした。

以前から携わってたタイトルが、春にリリースされて腑抜けていたのもあるかも。(長いな)

 

レンタルオフィス借りて勉強会~と思ってた矢先での新型コロナ大流行。来年はどうなるのでしょうか・・・まぁいろいろ安全な方法を探っていきたいところです。

 

相変わらず記事のネタは常に探しているところですので、このブログのコメントか、Twitterでも提供いただけると大変助かります。

このゲームのこのUIってどうやって作ってるの?とかももっと書いていけたらなと思ってます。

 

ペースは気まぐれでゆっくりですが

今後ともよろしくお願いいたします。

 

ではでは 皆さま よいお年をお迎えください