みつまめ杏仁

アンリアルエンジン(UE4)でGUIを作るためにゴニョゴニョしてます。UIデザイナーの皆様の助けになれば幸いです。

2020年

 年が明けました。今年はコトホギをご遠慮させていただいています。

 昨年末に母がALSから解放されたのを見送って、年明けに仕事の締め切りとかもあって、時間と精神共に余裕がなく、何やら慌ただしい年末年始となりました。

 いきなり重い話から始めてしまいましたが、最近ようやく仕事も落ち着いてきました。遅ればせながら年頭ということで、なんとなく目論んでいることなどを書くことにします。

 私はアンリアルエンジン(以下 UE4)が大好きです。職業はUI制作を主業務としております。過去に開発でUE4を経験して以来、ずっと惚れ込んでいるわけですが、ゲームUIの開発において、その技術の習得や検証に適した環境が無いという悩みを解決してくれたのがUE4でした。UI専門なんで利用範囲は限られますけど。

 ゲームのUI制作はUI用の絵素材をプログラマを通じて表示してもらうことがほとんどです。プログラマがいてくれないと始まらないのが現状です。UI制作のスキルを向上させるには、場数を踏むしかなくて、よりたくさんのUI制作を経験するのが確実ですが、プロジェクトに参加できない状況では切ないものがあります。

 そのピンチを救ってくれるのが UE4というわけです。ゲーム開発は自社で環境を整備できる体力のある会社も多いですが、最近では Unity や UE4 といったゲームエンジンをメインに据えて開発されているディベロッパーさんも増えてきている印象です。

 ちなみに、Unity での開発も経験しました。こちらもアーティストがとても参加しやすいエディタだと思います。ただUIを制御するビヘイビアスクリプトが必要で、C# で書くことになります。ここがまずプログラミング経験がないと、臆するところになるかと思うのです。

 UE4 のブループリントは、テキストではなくノードを並べて組み上げていくビジュアルスクリプト。テキストベースのコーディングに比べてエラーになりにくく処理の流れが分かりやすいのがウリ。ブループリントの扱い方を覚えるだけで、それなりにゲームUIをカタチにすることができます。アーティストだけでUIプロトタイプが作れます。

 というわけで、UE4普及のためとUE4の面白さを啓蒙する目的で始めたこのブログでもありますが、一度ブログの外に出て、勉強会的なものを主催してみようかと、ついに思い至ったわけです。

 ちょっと前置きが長くなりました。とりあえずなんか文字だらけでさみしかったので、最近食べた バインミーの写真を貼ってみます。

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 パクチーで具が隠れてます。バゲットがアツアツでザクザクしてて芳ばしくてすごく美味しかった。

  

 で、まだ内容などはボンヤリしてますが、勉強会的なものについてまずは今考えていることを挙げてみます。

 

対象

  • ゲームUIアーティストを目指したい方
  • UE4で作るUIに興味のある方
  • なんか新しいUIを作ってみたい方

 

場所

  • ワークショップ等のできるレンタルスペース
  • 今のところ大阪市

 

方法

  • ノートPCを会場に持ち込んで実演とか?
  • 事前にお題を出しておくとか?
  • UI相談所?
  • もくもく会とかに憧れてたりするので、お菓子持ち込んで気軽に情報交換とかでもいいな、などと考えています

 

狙い

  • UE4で自身のアイデアを存分に組み込んだ架空のUI画面を作れるようになる。これを動画にしたり実行形式にしたりして、就活用ポートフォリオの武器にできる
  • UE4を活用してUIインタラクションの検証や プロトタイピング技術を磨く
  • などなど

 

 まだまだ準備や考えなくちゃいけないことがたくさんあると思うけど、ひとまず今年やろうとしてることで大きなやつを書いてみました。初めてのことなのでうまくいくか分からないけど、集まらなかったらぷちコン用に一人もくもく会でもやろうかな。

 

 他には、置いて行かれないようにもっといろんな機能に触れていきたいし、ブログの更新ペースも上げていきたい。ぷちコンで賞取りたい。おいしいもの食べたい。海行きたい。というわけで、お役に立てるか分かりませんが、ネタが続くうちは記事を書いていこうと思います。

 

ではでは

今年もUE4でステキな出会いがありますように

みなさまのご健康とご多幸をお祈りいたします